整体との違い
ロルフィングの他に整体施術を行っています。
どちらも全身を調整して体調を整えて、元気に動けるようにしていくゴールは同じです。
ゴールは同じでもアプローチ方法が違います。
ロルフィングは創始者の名前(Dr.Ida Rolf)にちなんでつけられたものですが、創始者のアイダ・ロルフ博士はStrucutural Integration(身体構造統合法)と名付けたそうです。
ポイントは「構造」という言葉にあって、筋膜をカラダを整える構造として捉えて、圧を加えて整えていく方法です。
ロルフィングは伝統を守りながらも、他の手技を取り入れて発展してきたので多様化してきました。
カラダを変化させるために必要な圧を使って進めていくオリジナルな方法ではなく、ソフトなタッチで施術をするロルファーも多くなっています。
当院ではしっかりとした圧を使ったオリジナルの方法を基本にして進めていきます。
しっかりとした圧と言っても痛みが出たり、乱暴なことはしません。
安定したじっくりとした圧を使って施術していきます。
軽く触れるくらいでセッションしていく方法も多く実践してきましたが、今はしっかりとした圧を加えることで蘇ってくる感じを大切にしたいと思っています。
そしてロルフィングの10シリーズは良い意味でバランスを崩していきます。
マッサージなどで一部分を緩めて不安定になってバランスが崩れるのはなく、次のセッションのためにカラダが準備するようにバランスを崩していると言えます。そして区切りとなるセッション3やセッション7、セッション10でとても良いバランスを見つけることが出来ます。
10回のセッションを受ける事を決心して下さっているからできることが10セッションです。
さらに一歩進んでいきたい、元気になりたいというチャレンジに一緒に取り組んでいくというのがロルフィングです。
ロルフィングセッションとは対照的に、
整体の施術は基本的に触れているくらいのソフトなタッチで行っていきます。
構造を整えるというより、循環や流れを改善させて構造にも良い影響を与えていきます。
整体ではその時に変化できる一番良い状態で施術を終えて、身体の回復を促します。
3~4日は変化が続いて、落ち着いた頃が一番調子が良いと言われます。
循環が悪かったり、流れが止まっている部分をソフトに触れて開放していくような施術です。
循環や流れが全身に行き届いた状態はロルフィングで全身が整った状態と同じですが、整体は治療として行っています。
痛みがあったり、体調が悪い方の全体のバランスを良くして症状が改善する、出なくなるカラダづくりを目指しています。
体調が悪い、エネルギーがない時期を乗り越えて元気になっていくのを裏方から支えていくつもりで整体をしています。