ロルファー紹介
安田 真規(やすだ まさのり)
・Rolfing Physio 代表
・整体師(やすだ整体院院長)
・The Rolf Institute(米国ロルフ研究所)
認定アドバンストロルファー
・The Rolf Institute(米国ロルフ研究所)
認定ムーブメントプラクティショナー
・理学療法士
・東京マルシェ講師
・ヨガスタジオ Studio Full Moon講師
・産経学園カルチャーセンター講師
・銀座おとな塾講師
・朝日カルチャーセンター講師
・理学療法士向けセミナー講師
ロルファーになるまで
理学療法士として
私は理学療法士として人の身体に携わる仕事をはじめました。
脳卒中の後遺症、骨折や怪我・事故の術後、難病の方のリハビリなど様々な方の施術をを経験してきました。仕事のやりがいと共にリハビリの大変さと難しさも痛感しリハビリが必要になる前に予防は出来ないかと考え始めていました。
多くの方を施術しながら勉強を続けていくうちに症状が出ている部分を改善させてもしばらくすると戻ってしまうことや、症状とは別の場所からの影響を受けていることを実感することが多くなってきました。
自分の身体の不調を経験して
仕事は充実していましたが自分の身体を酷使していて慢性的な肩こり・腰痛を抱えていました。
肩が挙がらずにテーピングで固めていたこともあり、自分のからだのケアが必要でした。
リハビリや鍼・灸、整体にも通いましたが、効果は一時的で根本的な改善には繋がりませんでした。
施術の勉強の中で『筋膜』というキーワードが出てきました。
筋膜について調べていくうちに「ロルフィング」というボディワークがあることを知りました。
施術への興味と自分の身体が限界にきていたことからすぐにロルフィングの10回シリーズを受けることにしました。
ロルフィングセッションを受ける
ロルフィングのセッションはリハビリで行われるストレッチやマッサージとは違いました。
強く圧迫されたと思えば軽く触れているだけだったり、誘導に従って身体を少し動かしたりと受けたことのない施術でした。
あまりに疲れていたこともありセッションの直後でも変化がわからないことや、急に眠たくなって帰り道歩くことが大変だったこともありました。
大きな変化を感じたのは6回目のセッションを終えてしばらく経った時でした。
一日忙しく働いていたのに腰が痛くない事に気がつきました。からだは楽だったのですが、痛みがないことはなぜか不思議な感じがしました。
考えてみると無理をするような使い方をして仕事を終え「疲れた、からだが重だるい、痛い」という事を一日の充実感としている所がありました。
身体が緩んで、楽に動けるようになってはじめて今までの身体の使い方に無理があったことや緊張していたことに気がつきました。
私にとってロルフィングは身体が楽になるだけではなく、からだを整えながら自分のからだの認識も変えてくれるものでした。
ロルファーになる
自分もロルフィングを提供したい、患者さんやクライアントにも楽になってもらいたいと思いロルファーになる事を決めました。
2011年に公認ロルファー、2016年にはアドバンストロルファーになり、2017年に開院した整体院で整体施術と共にロルフィングのセッションを提供しています。
ロルフィングのススメ
理学療法士として身体のメカニズムを勉強してきましたが、経験を重ねるほどロルフィングは深く考えられた方法だと実感しています。
多くの施術の経験から言えるのは、きっかけのない身体の不調は身体のバランスが崩れたためにおこっています。
【痛い・気になる部分】=ストレスが集中している部分には違いありませんが、バランスを崩している根本的な原因ではありません。
原因がわからず薬や注射、マッサージなどの部分的な対症療法で我慢するのではなく、きちんと全身のバランスを整えてあげれば元気になれる人が大勢いらっしゃいます。
創始者のアイダ・ロルフ博士はクライアントの症状を改善させることではなく、人間の本質の部分に興味があったそうです。からだが整えることを通じてそのような部分に触れていたのだと思います。
私が考えているのは、頑張りたくても元気が出ない、やりたいことがあるけれど踏み出せない時に、気持ちのままにからだも動けるようにサポートしたいと思っています。
ロルフィングでの10回シリーズでは時間をかけて身体と向き合う機会となります。
身体が楽になることと、生活やこれからの人生でも前向きに明るく進めるようなきっかけになることを願ってロルフィングを提供しています。