セッション3のテーマは「カラダの側面」です。
「カラダの側面」と言うのはロルフィングでワークしていく場所をわかりやすいように表しています。
実際にはカラダの側面をワークして「カラダの立体感」を充実させるのがセッション3の目的です。
セッション3ではカラダの側面にボリュームが生まれるように筋膜を整えていきます。
このような触れ方をするのはロルフィングくらいでなので新鮮に感じるのではないでしょうか?
カラダでは「側面」という表現をしますが、もう少し広く見てその人自身の「横」はどんな感じだろうというように考えてみます。
この「横」というのはその人の外の世界に対する主張という見方が出来ます。
電車で座っていて隣に人がいたら肘を張ったりしませんよね。
この場合はマナーある振る舞いとして当たり前に思うかもしれませんが、それ以外の時にも表れていたりするものです。
写真
西洋人 日本人
この写真をみてもわかるように
西洋人は歩いている時にも自分の周りのスペースを広く持っているように見えます。
文化としても自分の権利やスペース、自分の居場所に対する主張と責任感を強く持っていると思います。
日本人は歩いている時にも西洋人と比べてあまり周りのスペースを持っていないように思います。
多くの日本人はあまり自己主張をしない、得意ではないように思います。
見えない部分での気づかいや努力、言わずとも伝わる、察することが出来るような文化だと思います。
そんな性質は生活様式や作法にも表れていると思います。
日本人と西洋人と分けるつもりはありません。
私達個人の性格だけではなく文化から受けている影響があることを知って頂きたいと思いました。
海外の先生が「日本の満員電車はこんなにひどいのに、アメリカと比べると楽ね」と言っていました。
スペースへの主張がやはりアメリカ人と比べると穏やかなようです。
セッション3の「カラダの側面」「カラダの立体感」はこのような外との関わり合いに関係する部分なのです。
カラダで感じる立体感
前屈
肘
腰
耳