ロルフィングの10シリーズはテーマが決まっています。

ロルフィングの10回シリーズを受けるのであれば、基本的にはどのロルファーから受けても同じです。

テーマは同じでも手法が少し違う場合があって、複数のロルファーのセッションを受けた方は戸惑う部分であると思います。

同じロルフィングでもしっかりとした圧を加える方法や、わずかに触れているくらいの刺激で整えていく方法などロルファーによって進め方が様々です。

進め方、手法は少し違っていてもテーマに沿って、根本的な概念を守っていればロルフィングと言えると思います。
(ロルフィングの資格を取得しているものが行うセッションであれば)
この部分を少し詳しく説明していきたいと思います。

ロルフィングの10シリーズは各回テーマが決まっています。
10回それぞれのセッションが上手く積み重なって大きな変化を出すように、その根本にある概念はとてもしっかりしています。

手技や方法ではなく、基礎の概念をしっかり守るようにしてきたため、世界中のロルファーが共通の考えのもとにロルフィングを発展させてきました。

治療法、体操、心理療法、ダンスや武道などからアイディアを得ても、根本的にある概念だけはしっかり守るように教育され引き継がれています。

このように発展して作られてきたプログラムなので、どんなロルファーから受けてもロルフィングの効果を得られるようになっています。

しっかりした概念があるからこそ、それを守ることで他の方法もロルフィングのセッションに取り入れられる自由さがあります。

ロルフィングを提供するロルファーになる教育課程では、基本的に創始者のアイダロルフ博士が行っていたような、比較的しっかりとした圧(押す・伸ばすが合わさったような)を用いた方法を習います。
アイダロルフ博士が教育していた当時は、若い屈強な男性が悶絶するような力も入れていたようですが、そこまでの強い力を用いる方法は基礎的な教育過程では習いません。
ですがイタ気持ちいいくらいの圧を使うことはあります。

このように同じような手法を基礎的な教育過程で学びます。
卒業して、資格を得た後は、それぞれの経験や学びを通じてセッションのスタイルが変わってきます。

ロルフィングに多く取り入れられているのは、

  • 治療手技(西洋的な治療手技)
  • ダンスなどの表現を含めた動き
  • 心理療法的な要素(自律神経などカラダに関係した)

またその他のボディワークやトレーニング方法からもアイディアを得ていると思います。

これらを学ぶことでセッションのスタイルは変わりますし、卒後の教育でも基礎教育では習わなかったような方法でのセッションを学びます。


合ったロルファーを選ぶ

ロルファーによって手法に特色があります。
1回のセッションで色々な手法を用いる場合もあるかと思いますが、基本的な進め方には特色、クセはあります。

多くのロルファーがホームページを持っていて、その特色を出すようにロルフィングを説明したり、紹介しています。

ブログやtwitter、facebookなどでも発信していることも多いので、それを目にする事でロルファーの雰囲気や性格、何となく合いそうかなぁ?という印象は受け取れると思います。

一番良いのはホームページをしっかり読んで頂くと、そのロルファーがどのように考えて、進めて行くかが伝わってくると思います。

私の提供するロルフィングは適度な圧を用いた基本的なスタイルに近い方法で進めて行きます。
以前はわずかに触れるくらいの刺激で整えるような手法で行っていましたが、今は基本に戻ってアイダ・ロルフ博士が当時やっていたであろうことを目指してやっています。
(逆に整体施術ではわずかに触れて整える方法で治療をしています)

このように同じロルフィングでもロルファーのスタンスは違うので、ホームページなどを読んで選んで頂くことが大切かと思います。直接お問い合わせして頂いても良いと思います。


ロルフィングであることを守る

近年、ソフトに触れる事で内側からの自己治癒力を高めるという手法をロルファーが好んで学ぶ傾向にあります。
そのことはとても大切ですが、ロルフィングのセッションという形でも、本来のテーマや概念に沿っていない場合があって個人的には問題だと思っています。

経験豊富なロルファーは基本的な方法を十分に経験し、その上で最小限の刺激でカラダを整える方法を用いています。
この経験なくわずかな刺激で変化を促す手法を用いる事はロルフィングのセッションから外れる可能性があります。

ロルフィングは自己治癒力を高めて内側からの力を引き出すことと同時に、変化に対して少しチャレンジする、それを促せるアプローチ方法だと思います。

アイダ・ロルフ博士は意味があってしっかりとした圧を用いていたと思います。
文化や人種、時代の違いもありますが、伝統的な方法も大切だと考えています。